2009年11月08日

『押し寄せる活字・印刷メディアデジタル化の波 』谷平吉

●9月中旬は、グーグル・国立国会図書館・慶応大学図書館と、いま日本の出版の世界で進むデジタル化の講演会や説明会の連続で、さまざま考えさせられる日々でした。「ウェイブ進化論」の梅田氏は、アマゾン・コムが売り出した「キンドル」最新機種を見せながら自分は今後、英語の世界では紙の本を買うことはほぼないだろうと言い、本が空から降ってくる(電波で飛んでくる)、アメリカの新聞・雑誌・書籍の購読環境を披露し電子化の進んでいる英語世界の実情を語りました。

 国立国会図書館が行なった国会図書館収蔵出版物のデジタル化の出版社説明会は、127億円という臨時予算がついたことによる協力と理解のための説明でしたが、これは現在グーグルが行なっているデジタル化の作業の「とてつもないこと」を改めて実感させられた。国会図書館の今回の予算では、図書は明治・大正・昭和前期の33万点と1968年までの戦後期(館内公開権利制限付き)の42万点、戦前刊行の雑誌4000点、2000年までの雑誌記事索引採録誌(館内公開権利制限)等18,000点、1968年まで刊行の児童書35,000点、1970年までの児童雑誌550種17.000点、それに江戸期以前の古典籍などです。70年代までで手一杯でこれ以降の刊行物は今回の予算では無理ということ。日本のデジタル図書館には当分ほど遠いような感想を持ちました。今後、ふんだんにデジタル化予算は難しいように予想されますし。

 一方、慶応大学図書館の提案する、学術図書の学内デジタル公開の説明会においては、ネット検索でしか勉強せず、図書館の現物資料の利用が減少してい現実もあり、利用率の高い文献はデジタル収蔵して学生・研究者には公開することに理解と協力を!ということです。出版物の再生産構造がどんどん浸食されつつあるのは確実なようです。悩む一週間でした。
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『旧暦・陰暦がエコロジー暦として見直されている』谷平吉

●人々の感性が変化しているのでしょぅか? 最近「旧暦」がエコロジー時代の暦として見直されています。旧暦とは、大陰太陽暦(陰暦)のことで、日本人は1872年(明治5年)の太陽暦が採用されれるまで、約1200年の間使っていたもので、現在まで続いている行事・祭礼はこの暦に添ったもので、改めてその伝統や由来を再認識させられます。

 そして、この暦は二十四節気(春分・秋分・夏至・冬至などと気候の推移を15日づつに追う)、七十二候(節気を更に5日ごとに分け気候などの自然現象を解いた)を組込んだ<自然暦・農事暦>であり、農業・漁業には欠かせない知識としてあり、我々日本人の季節感を形作ったものです。科学に頼りきり、そのシッペ返しをいただいている現代人にとって再認識してよいもののようで、需要が増加しています。シーガル刊の「旧暦カレンダー」(1,500円)は、歴史の言い伝えや月に関する記事など、コラムも充実して平成22年版が発売されています。俳句・書道・茶道・華道・絵手紙などを趣味とされる方、自然とともにある生活を大切にする農・漁業・ヨガ・助産・整体などにかかわる方々には「歳事記カレンダー」(大2,000円 小1,500円)も好評です。
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『アメリカで働く人のマナーと心得 1』ワイズバブリッシング編

アメリカ、現地発信の新ビジネスマンのためのガイドシリーズ。Y's Publishing編・刊「アメリカで働く人のマナーと心得 1」1,500円は、アメリカで働く日本人のためのビジネスマニュアルブック。日米でのビジネス、考え方や手法の違いを説く<米国ビジネスの基礎知識>、コミュニケーションマナー/挨拶の基本など<働くためのビジネスマナーと心得>の2章建て。ISBN978-4-8123-0037-4

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『アジアビジネスモデル60』加藤修著

インドのかぎ/チェンナイ、タイ/広がるアセアン販路、ベトナム/現地調達。シンガポール/地域統轄本部の優遇税制等々。みずほ銀行国際営業部・国際アドバイザーチーム次長/加藤修著「アジアビジネスモデル60」2,800円 エヌエヌエーは、いまもっとも活気のあるアジア地域で事業再編のための新インフォメーション。ISBN978-4-86341-005-3

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『増補改訂版 つむぎ糸』宮尾登美子著

土佐の女性として凛と気を張って生きてきた著者が昭和54年から一年間、地元新聞に連載した随筆に新作の随筆を加えた、宮尾登美子著「増補改訂版 つむぎ糸」1,800円 高知新聞社は、菊地寛賞受賞・高知新聞創刊105周年の出版。色濃くよみがえる古里の記憶の中にあの宮尾文学の原点があるといいます。ISBN978-4-87503-415-5

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『カルディラ・ショック』福田章著

山手線の内側の3倍の面積に5万人の人が住む阿蘇カルデラ地域。そこから発信する出版社・あそ星文堂の新刊は、福田章著 幻想掌篇集「カルデラ・ショック」952円です。阿蘇暮らし12年の作家が書下ろした愛と奇跡のショートショート12編。土地の風物や人情を結晶させた「地小説」!といいます。ISBN978-4-904761-00-7

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『性同一障害のエスノグラフィ』鶴田幸恵著

人が女か男に「見える」ということはどういうことなのだろうか?鶴田幸恵著「性同一障害のエスノグラフィ」2,700円 ハーベスト社は、性同一障害である人々が「女/男らしさ」を追求するためにおこなっている二つの実践を記述、その記述を通して、性別それ自体や性別現象を考察します。ISBN978-4-86339-015-7

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『希望をもっていきる−生活保護』釧路市生活福祉事務所編集委員会編

市民の21人に一人が生活保護受給の釧路市。釧路市生活福祉事務所編集委員会編「生活保護−希望をもって生きる」1,200円 筒井書房は、その悪循環断ち切ろうと、受給世帯も社会資源とした全国から脚光を浴びている自立支援事業の先駆的取り組みを紹介します。ISBN978-4-901947-96-1

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『ぐっすりメーメーさん 夜のおさんぽ? 』マウリ・クンナス作 いながきみはる訳

世界中で読まれているフィンランドの絵本作家、マウリ・クンナス作、いながきみはる訳の楽しい絵本。「ぐっすりメ−メーさん 夜のおさんぽ?」1,800円 猫の言葉社は、夜のおさんぽが大好きなメーメさんが、まったくおぼえてないけど、この町の問題をつぎつぎに解決してくれるというおはなし。ISBN978-4-904196-08-8

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『弱ったときこそ浪速女の底地から』大谷由里子著

悩んだっていい、それは人生の底力を鍛えるチャンスだ!元吉本興行女マネージャーにして年間三百回の講演を熟す人材活性ブロデサー大谷由里子著のあったかい関西弁でつづる浪速流人生本。「弱ったときこそ浪速女の底力」1,500円 書肆侃侃房は、お仕事、人間関係の悩みはつきない、お金は賢く使う・貯める、恋愛も結婚もええよ、家庭生活など人が日々遭遇する悩みについて独特の切り口で語ります。ISBN978-4-86385-007-1

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『鹿児島力−黒の文化としきたり』橋口満著

日本各地には、祝い事、結婚式、葬式、縁起、妖怪、行事、食物、衣服、住いなど、民間に行なわれ、繋ながれてきた「しきたり」が多々あります。「しきたり」とは為来(しきた)りという字を書き、<してきたこと>の意味をあらわすそうです。同じ意味を持つ言葉として慣例、先例、ならいなどがあります。郷土の古きをたずね、新しい文化の創造につくし、後世に伝えたいと、南の地・鹿児島のしきたりにどっぷり浸かれる、橋口満著「鹿児島力−黒の文化としきたり」770円 高城書房は、日本の南の地で培われてきた文化を静かに見直そうという企画。黒豚・黒牛・黒ジョカ等々…ISBN978-4-88777-125-3

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2009年11月07日

『戦国房総人名事典』千野原靖方著

安房・上総・下総に関する戦国時代人名1700項目。良質の史料に記されたものからくまなく抽出した、千野原靖方著「戦国房総人名事典」5,400円 崙書房は、要点をり簡潔に解説した480頁の大冊。ISBN978-4-8455-1153-2
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『播州そろばん』久保田輝雄・鹿野文著

そろばんの産地問屋を営んでいた父、志半ばに去った父の遺志を継いだ長女の共著、久保田輝雄・鹿野文著「播州そろばん」1,800円 三帆舎は、日本一のそろばんの産地・兵庫県小野市ならではの視点で,「そろばん」の歴史を紹介する珠玉の一冊。ルーツ・歴史・戦後史・そろばん業界史・仕組みと製作工程・そろばんの種類・そろばんトピックなど。ISBN978-4-9904321-3-3


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『足跡ガイド 海はるか 坂本龍馬』高知新聞企業他編

高知・関東・長崎・鹿児島・熊本・神戸・京都と歴史的な史実も盛り込みながら時系列で追う幕末の風雲児・龍馬を探す旅。高知新聞企業・南日本新聞開発センター・長崎新聞社・熊日情報文化センター・神戸新聞総合出版センター・京都新聞出版センター編「足跡ガイド 海はるか 坂本龍馬」1,333円 京都新聞出版センターは、地方新聞社6社の共同企画出版。ISBN978-4-7638-0627-7

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『原色非実用 野鳥おもしろ図鑑』富士鷹なすび著

普通の図鑑とは異なり、著者の独創的な発想により鳥たちが愉しく描かれています。富士鷹なすび著「原色非実用 野鳥おもしろ図鑑」1,900円 日本野鳥の会は、本当に、こんな野鳥いるの?愉快でユニークな作風のイラストで親しまれている著者の描いた野鳥600種以上を一冊にまとめた”おもしろ図鑑”。ISBN978-4-931150-46-1

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『プリーシヴィンの森の手帳』プリーシヴィン著/太田正一訳

生の個性の面白さをとことん愉しみ、また生の孤独の豊かさを味わい尽くすロシアの作家。プリーシヴィン著/太田正一訳「プリーシヴィンの森の手帖」2,000円 成文社は、生きるものをひたすら観察し表現し、そのなかに自らと同根同種の血を感受する歓びを表現する作家の真髄。ISBN978-4-915730-73-3

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『「怒りの孤島」に生きる人々/農業いろは』宮本常一著・藤森孝編

離島振興のオルガナイザーと知られる宮本常一著 藤森孝編、全国離島振興協議会・(財)日本離島センター・周防大島文化交流センター監修「『怒りの弧島』に生きる人々/農業いろは」2,800円 みずのわ出版は<宮本常一離島論集第一巻>。73年以降、晩年まで、季刊「しま」に執筆した論考。島めぐり、農業講座、局内放送(季刊「しま」のあとがき昭和34年から38年まで)等。ISBN978-4-944173-73-0

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『やっぱり作ろう!小さな介護』大内俊一著

自分スタンダードの介護事業創業のススメ。経営コンサルタント・大内俊一著「やっぱり作ろう!ちいさな介護」2,000円 筒井書房は、最近全国で立ち上げラッシュの続いている<ちいさな介護>を目指す介護事業所の作り方を丁寧に指導する本です。自分の思い通りの介護が私にも出来た。ISBN978-4-88720-597-0

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『スリランカ』アールーイー編集部編

近年、平和が戻り、アジアの新しい観光地として注目されるスリランカの最新ガイド。「スリランカ」1,500円 アールイー編・刊は、古い歴史や自然が魅力の小さな国へのお誘い。ビーチ・リゾート、珊瑚礁、サファリ、世界遺産周遊、レトロな鉄道旅行、宝石・雑貨などのショピング、そして投資先としても観光や油田開発など魅力的ということです。ISBN978-4-9902578-6-6

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『本の雑誌10月号』本の雑誌社編

 〜問題C=担当した本の著者から、出たばかりなのにアマゾンで品切れになっているぞ!と電話がかかってきました。さて、なんて言い訳しますか?〜「本の雑誌 最新号」(2009年10月号)648円の特集は「いま日本の出版社はどうなっているか!?」。紹介したのは版元首脳陣座談会/こんな人材を求む!出版社入社試験問題を考えるの一節。他に、読者の勤めたい出版社、勤めたくない出版社、出版社をX回転職した男、銀之輔出版社の旅、出版社の机拝見(新潮社校閲部)・酒とつまみ社社長の机)など、勤めたくないに「幻冬舎」が入っているのはなんかわかるような?

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『世界一のパン−チェルシーバンズ物語』市居みか/絵・文、中島敏子/ルポ、ハート・ララビー/英訳

カナダから信州小布施へ海を渡ったパンの物語。それから60年、いまも毎朝・毎日作られ地域の人々に親しまれています。絵と文/市居みか、ルポ/中島敏子、英訳/ハート・ララビー「世界一のパン−チェルシーバンズ物語」1,800円 文屋。は、絵本編とルポ編ともに和文英文併記の絵本。日本の結核患者を救いたいと、戦後まもなく小布施の結核療養所に来日したカナダ人看護婦、ミス・パウエルが伝えた夢のようなパンを教わった「小布施岩崎」が今でも作るパンの物語。ISBN978-4-9903045-7-7

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『新・札幌から行く  産直ガイド』大町香・亀畑清隆著

週末はドライブで産直めぐり。大町香・亀畑清隆著「新・札幌から行く 産直ガイド」1,300円 亜璃西社は、朝市で魚を、直売所で野菜を買って、還りがけに町の小さな豆腐屋さんや和菓子屋さんに寄って。こだわりハムやチーズ・ワインも手にいれて、道産ワインで乾杯という贅沢。新たに92軒を追加して全278軒収録。ISBN978-4-900541-82-5

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『名優のごちそう』戸坂康二著

戦後を代表する劇評家であり、小説家である著者が、歌舞伎専門誌「演劇界」に昭和58年から63年までに連載したエッセイをまとめた戸坂康二著「名優のごちそう」1,800円皆美社は、舞台を中心に大正・昭和・平成の名優たちを、独特で的確な視線で描いています。今年はちょうど没後17年。ISBN978-4-87322-056-7

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『有峰の記憶』前田英雄編

人が住み始めて800年。日本海に面した富山と飛騨の県境にあった村・有峰が廃村になって88年が経ち、ダムの底になって約半世紀を経ているという。富山県では唯一の標高一千メートルの高原盆地、平地から隔絶した癖地にも長年、人が住み歴史を刻んできました。その記録は、二百件もの古文書や加賀藩の記録、明治期の調査記録、残る二人の古老からの聞き書きなどがあります。その貴重な資料を手がかりに、歴史・民俗関係だけでなく、地質・動植物・自然科学の研究者も加わり、かっての有峰の姿を集大成した、前田英雄編「有峰の記憶」2,400円 桂書房は、日本人の原風景を甦らせます。癖遠の地は「文化の溜池」であり日本精神が宿っていた大地として見直され、人々に語りかけます。ISBN978-4-903351-74-2

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『検証 藤岡町連続児童殺人事件』北羽新報編集局報道部編

娘の死を事故死と断定した警察に「ありえない」と抗議し、結審をみた今も「殺意」を否認し続ける被告=畠山鈴香が、真実を語る日はいつになるのか?北羽新報編集局報道部編「検証 藤里町連続児童殺人事件」1,800円 無明舎出版は、未だ全貌が闇の中に ある不可解な事件を最も長く熱く(128回)にわたり、正確に取材し続けた記者たちの渾身のルポ。事件から三年、彩香さん事件、豪憲君事件、地域再生、初公判、傍聴記、判決の前、判決を終えて、控訴審と八章に分け、いまも謎だらけの事件を執拗に追った記録。ISBN978-4-89544-508-5

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『フードジョッキー』行友太郎・東啄麿著

カセットコンロをターンテーブルのごとくあやつり、とめどもなく料理を作り、食らい、語り続け楽しみ、片付け、厚かましいまでに人をもてなす「歓待装置」を「フードジョッキー」と命名した連中が広島にいます。行友太郎(シャリバリ地下大学学長)・東啄麿(音楽・文化批評家)著「フードジョーキー−その理論と実践」1,200円 ひろしま女性学研究所は変なレシピ?本。食物を騎手が馬に乗りこなすように使用する人のことを「フードジョッキー」と言い、食物の選択を行ない、料理方法を決定し、料理を実行することで、表現活動や空間演出を行なう「遊び=運動」を提唱する奇書です。ISBN978-4-907684-21-2

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『民具の魅力』沖野新一著

日常生活、農業や漁業・林業で考えられ改良され作りだされてきたものが「民具」です。しかし、加速度的に進む科学技術の進歩に伴い、道具が機械にとってかわられ、機械は現代人の生活になくてはならないものであるが、複雑化した機械は、操作は出来ても一旦故障すれば、一般人は修理できない厄介な代物になっています。今、改めて道具というものを見つめ直す時期にきています。現代に生き、将来に生きる「民具」というものを位置付けようと書かれた、沖野新一著「民具の魅力−愛媛民具探訪」1,200円 創風社出版は、自然と労働の調和のなかから生まれた民具の魅力を追い、民具が人をつくり、人と人を結びつけてきたという側面に注目して調べ上げた成果。
ISBN978-4-86037-128-9

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2009年08月17日

『点訳絵本にさわってみよう−ふれあい文庫25周年記念展』谷平吉

 この夏8月1日から30日まで、東京・銀座・教文館・ナルニア国において「てんやく絵本に さわってみよう!−ふれあい文庫25周年記念展」が催されます。大阪に住む視覚障害者の岩田美津子さんが、自身の体験から「絵を必要とする見えない人たちが、いつでもどこでも気軽に絵本を楽しめる環境を」と、84年に自宅で、てんやく絵本全国の視聴覚障害者たちに無料で貸出すサービスをする文庫をはじめて25年。ナルニア国ホールでは、てんやく絵本、250冊が実際に手にとって見られます。約25分のDVDでてんやく絵本の出来るまで、パネルでその作業工程を見れます。ふれあい文庫25年の歩み、「点字つき絵本の出版と普及を考える会」の活動紹介も。「見えない人が、どうやって絵本を見るの?」「てんやく絵本ってなに?」−その疑問が「見える人と見えない人をつなぐ第一歩」ということです。この文庫は2008年3月には、蔵書8000冊、貸出し冊数7000冊という過去最大の利用水準となっています。
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「地域雑誌「谷中・根津・千駄木」終刊号」谷平吉

谷根千93.jpg1984年10月に町人(まちびと)自身による郷土史の発掘、くらしの記録とイキのいい町づくりのために創刊された「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」は、この8月10日発行の九三号(特集 聞きたかった話、伝えたかったこと 本体500円)で終刊となりました。「風と樹と匂いのあるまち/カエルやトンボに会えるまち/富士山が見えるまち/路地でケンカができるまち/子供が迷子になれるまち/お金がなくても住めるまち/時間がゆっくり過ぎるまち」−そんなまちに私たちはしたい−と謳った雑誌の”口上”は、路頭に迷う現代社会がもう一度「創り出して行きたい世間として」復活させてゆきたい姿のようですが、そこまでたどり着くことを身に沁みるまでの役割を果たしたのかも知れません。あと、この号からはみ出した記事を一冊にまとめた「幻の九十四号」は8月20日発売予定とのこと。なお、本紙は、取次ぎルート扱いはしていません。岩波ブックセンター・東京堂・三省堂など直販で置いている書店で入手して下さい。また、終刊記念の「谷根千工房がやってきたこと」が8月下旬10日間に渡って、谷中のギャラリーTEN(03-3821-1490)で開かれるとのことです。
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『40周年を迎える長寿タウン誌「かまくら春秋』谷平吉

978-4-7740-0442-6.jpg7月初旬に神奈川の鎌倉で発行されてきた月刊地域誌「かまくら春秋」の40周年を祝う会が催されました。鎌倉文士、芸術家、地元の商店関係者、神社・仏閣などの宗教関係者、政界・財界方面など五百人余で盛大な集りでした。河出書房の第一次倒産に逢った社主の伊藤玄二郎さんが二十歳後半に創刊したもので、地域誌としては40年も続いているのは珍しいと思います。当日の挨拶でも「鎌倉という都市がこの40年を支えた」と表現する方がいましたが、そういことでしょう。

 地域タウン誌が衰退する最大の要因は、支援する地域商店街の減少です。そういう意味では、鎌倉は、観光都市、宗教都市として人を集め、湘南の一級住宅地としての町並みを維持しています。それに加え「かまくら春秋」は、鎌倉という土地の特殊性に助けられて刊行されてきました。創刊時から「鎌倉文士」と言われる、里見とんや小林秀雄、永井龍雄などの庇護の元に誕生し、その関係性を拡大してきたといえます。40周年記念に編まれた伊藤玄二郎編「対談集 風のかなたに」(2.600円 ISBN978-4-7740-0442-6)には、同誌に掲載された、横山隆一、田村隆一、瀬戸内寂聴、石原慎太郎の各氏など、さまざまな分野の先達と語り合った32の対談が収録されています。

 伊藤氏がそれぞれの対談の最後に加えたそれぞれの「対談回想」は、時のうつろい、対談時の時代の雰囲気などを感じさせて興味深く読めます。観光都市であり、近代以降、東京のベッドタウンとして、また古都としてその特色を維持しつづけている「鎌倉」という都市は、日本の中で「異彩を放つ街」として改めて見直してもいいのかも知れません。
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『森の賢者カモシカ』名和明著

鈴鹿山地に棲息するニホンカモシカのつがいと、その子どもたちを見つめた10年のフィールドワークを明らかにする、名和明著「森の賢邪者カモシカ−鈴鹿山地の定点観測記」1,800円 サンライズ出版は、<びわ湖の森の生き物>シリーズの4巻目。大自然の中、賢者の姿が、淡々とした筆致の中から浮び上がります。ISBN978-4-88325-389-0


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『いぬのおまわりさん』大石真由美著

第2子を宿して結婚式を心待ちにしていたまゆちゃんに告げられた病名「がん」。彼女は妊娠継続のまま命懸けの治療を開始、闘病生活をブログに綴りました。家族への、まぶしくて温かい愛情がいっぱい詰った、ある新米ママの心の記録。大石真由美著「いぬのおまわりさん−24歳で逝った まゆちゃんのブログより」1,400円 不知火書房から。遺した言葉からあふれてくるものは、”いのち”。ISBN978-4-88345-035-0

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『信州の城と古戦場』南原公平著

百対三千・鉾持桟道の合戦、謙信、信玄を閉口させた旭山城秀吉が感伏を寄せた妻篭城等。群雄割拠の戦国時代、戦場と化した信州には、山々に多くの城が築かれ、熾烈を極める戦いが繰り広げられた。南原公平著「信州の城と古戦場」1,400円 しなのき書房は、いまも残る城や古戦場にまつわる合戦談六四編を収録した歴史ファン待望のもの。ISBN978-4-903002-25-5

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『国会議員になった「隠れキリスタン」』高橋哲朗著

沖縄で新しい<沖縄探見検社>という出版社が開業しました。太平洋戦争前後、ブラジルと日本が敵対関係にある中、二つの国にルーツを持つ日系ブラジル人二世がアイデンティティの姿に悩む姿を描くと同時に、宗教の自由が認められたはずの近代日本で、隠れキリスタンの末裔たち(福岡県太刀洗町「今村」の出身者)がたどった運命、つまり隠れキリスタンたちの「それから」を追った高橋哲朗著、「国会議員になった『隠れキリスタン』」1,400円は、あの時代、流転し続ける近代日本の姿も浮び上がらせる労作。全九章から成り、「戦争協力アナウンサー」、「ブラジルで『異分子』からの出発」、「大臣からテロリストまで」など等。ISBN978-4-9904533-1-2

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『ちば滝めぐり』う沢喜久雄・鵜沢幸子著

千葉には二百をこす滝があると思わますが、その多くが未調査だそうです。地震や地殻変動で出来た自然の滝に、「川廻し」(川の蛇行部分、旧川を水田にした工法)で出来た「人工の滝」も多いといいます。更に滝そのものは固定されているのではなく、特に地質の軟らかい房総半島では、何千・何万年もの期間で移動している。かって滝壷だった深み・淵などが発見出来て滝の移動が確認出来るのもおもしろいそうです。滝を巡る旅は、その存在だけでなく、滝に纏わる神仏、天狗さま大蛇との関わりなど山人と生活に関する信仰と深い縁、そして地理的に「房総と紀州」「房総と伊予」を結びつける「黒潮の力」を知ることが出来る。鵜沢喜久雄・鵜沢幸子著「ちば滝めぐり」2.000円 崙書房は、「房総の滝を知ってほしい」と、滝登りの面白さを実感し、その滝との仲にはまりこんだ夫婦が、二人三脚で94に及ぶ<ちば滝さがしの旅>。ISBN978-4-8455-1151-8

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2009年07月26日

『減少する少部数雑誌』谷平吉

雑誌掲載点数推移表 img002.jpg

今年も当センターの取扱い出版物目録「あなたはこの本を知っていますかNO.25 '08図書目録」700円が発行になりました。今年は書籍175社3114点、雑誌バックナンバー114社685点が収録されています。書籍の出版点数は微増で、10年前の1998年が3424点、今年が3114点ですから、昨今の新刊刊行版元数の減少から伺いますと多点数出版の状況は続いています。

 当社がこの目録に、雑誌のバックナンバーリストを掲載しはじめたのは1998年からで、今年で10年目になります。下表のような推移ですが、2006年、2007年と急激に減っています。当社の扱う専門雑誌、マニア雑誌、インディーズ雑誌も発行の継続がしんどくなっています。この傾向は続くと思いますが、必要のあるジャンルで、紙媒体が効果的な定期刊行物は、この不況を乗り越えて出てくるように感じています。それがどんなジャンルなのか? テーマなのか? 楽しみなところです。

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『地方・小出版流通センター決算の状況』谷平吉

img001.jpg 朝日新聞の一面で、出版業界の合併や連携の動きが報じられる昨今です。
 例年のことですが決算報告をさせていただきます。直営店「書肆アクセス」閉店後、はじめての決算ですが、とりあえず赤字にならずに一年を終えることが出来ました。各売上げセクション共苦戦でした。特別支出として退職金と貸倒れ損失、合わせて2090万円を処理し、経常利益341万、税引前利益288万円という最終数字です。

 3月末の人員は、役員3名、正社員11名、アルバイト・嘱託8名です。今期9月以降、明らかになった金融危機は、消費を減退させ、出版界に於ても、書店の廃業、出版社の経営難、業界内の統合・再編が顕著になってきています。当社の扱う一般的に高めで硬めの出版物の販売額は減少傾向が更に進みました。

タグ:取次業
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2009年07月20日

日本で『化粧学』という分野を開拓した人

 同世代の訃報が多く届く昨今、お坊さんも、神父さんも、神主さんもおらず、同時代を代表する音楽の流れるなか、故人の誕生から、還暦(60歳)のチャンチャンコ姿までの一生のスライドが映され、その後、参列者たちが献花する無宗教の葬儀。当社設立とほぼ同時にお付き合いが始まり、日本で「化粧学」という分野を開拓した第一人者でり、元ポーラ文化研究所の発行していた「化粧文化」の編集長を勤めた村澤博人さん(大阪樟蔭女子大教授)が61歳の若さで亡くなりました。
 代表的著作として講談社学術文庫の「顔の文化史」があり、編著者として当社扱いのフレグランスジャーナル社刊の「メイクセラピーガイド」(1,400円・2008年刊)などがあります。27年間ポーラ文化研究所で「化粧文化」「顔文化」研究という分野を切り開き、日本顔学会副会長、化粧文化研究者ネットワークの代表も勤めてられていました。新しい研究分野を開いた人らしく、葬儀の様式も故人の遺志だったのでしょう。ソフト帽を被りシャイな村澤さんにピッタリのお別れの時間でした。


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『ブランショという文学』尾崎孝之著

事実の現実性が真実であるとブランショは言う。これは、<もの>の意味としての<こと>と<ことば>との関係を簡潔に表現している。この三つの事項に、生きること、死ぬこと、書くことを入れ替えてみる。そのとき生と死が出会い、文学というニュートラルな空間が出現することになる。尾崎孝之著「ブランショという文学」3,800円 ユニテは、深い悲しみ=絶望に裏打ちされた静かな怒り=祈願そのもののリズムを奏でる文学空間にいざなうブランショ論です。ISBN978-4-8432-3075-6

posted by 谷平吉 at 11:49| Comment(0) | 文学・語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『沖縄環境データーブック』高橋哲朗著

新規加入で沖縄の沖縄探見社を扱います。高橋哲朗著「沖縄環境データブック」900円は、この2、3年に沖縄で環境に関して起った動きを中心に、数字と図表、やさしい解説で沖縄の今と明日を纏めたものです。ISBN978-4-9904533-0-5

posted by 谷平吉 at 11:46| Comment(0) | 自然科学・医学・薬学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『幕末の大風』山形絃著

慶応四年の八月。榎本武揚が指揮する江戸からの脱走艦隊の一隻がおりからの大風に遭遇して座礁、転覆した。山形絃著「幕末の大風−慶応四年幕府海軍帆船美賀保丸一件と白虎隊」1,300円 崙書房は、自然の猛威が幕末史にもたらした一面を各種資料によるシュミレーションを通して探ります。ISBN978-4-8455-0192-2

posted by 谷平吉 at 11:43| Comment(0) | 歴史・地理・伝記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『おたすけ進路 俳優編・声優編2010』夏書館編

夏書館編・刊で、毎年この時期に出る、芸能・マスコミへの進路指導ガイド。「おたすけ進路 俳優編・声優編2010」各1224円は、入門・デビュー、レッスン、応募、試験審査、仕事の相談と細かく解説指導します。俳優編=ISBN978-4-930702-93-7、声優編=42-5。

posted by 谷平吉 at 11:40| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『井口昭夫 将棋観戦記選集 上・下』

将棋名人戦が復活した1977年から1997年の谷川永世名人誕生局までの14対局を精選した「井口昭夫 将棋観戦記選集上・下」各1600円 双峰社は、毎日新聞の連載をまとめた将棋本。上=ISBN978-4-904686-01-0、下02-7

posted by 谷平吉 at 11:37| Comment(0) | 生活・実用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『必携 社会福祉士 TUV』みずきの会社会福祉士試験研究会編著

毎年7月の中旬から下旬に発行となる、社会福祉士試験受験生の応援参考書は新カリキュラム対応版として全面改訂して、いままでの2分冊から今年から3分冊に。みずきの会社会福祉士試験研究会編著「必携 社会福祉士T・U・V」各2600円 筒井書房刊は、要点をおさえた内容で、毎年大好評です。7月下旬刊行予定。T=ISBN978-4-88720-590-1、U=591-8、V=592-5。

posted by 谷平吉 at 11:34| Comment(0) | 社会科学・人文科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ボストン・ワシントンDC便利帳 Vol.5』Y's Publishing編

米国の都市に、長期滞在する日本人のためのガイドブック。Y's PUblishing編刊「ボストン・ワシントンDC便利帳Vol.5」3,000円の特集は、まず学術・教育の都市、ボストンは「ハーバード大学巡礼」。次いで首都ワシントンでは、<ワシントンDCを巡る>。全304企業掲載のビジネスディレクトリーもいままで以上に充実。ISBN978-4-8123-0036-7

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『今日から育てるキッチン菜園読本』ベターホーム協会編

<食べもの大切運動>を行っているベターホーム協会編「今日から育てるキッチン菜園読本」286円 ベターホーム出版局は、初めての人が気軽に始められる野菜づくりを紹介。お弁当のパックやミニトマトのケースなど身近な容器で作る、ほうれんそう、しゅんぎくなど6種。畑や広いベランダがなくても、肥料や殺虫剤を使わなくても、鉢や苗を買わなくてもできる、楽しい野菜づくり。種と水だけで育てて、ごくごく短期間で収穫できるスプラウト2種。残った野菜や捨てていた部分を水にさして育て再収穫するクレソンやバジル、きゃべつなど12種。ISBN:978-4-904544-03-7
posted by 谷平吉 at 11:25| Comment(0) | 生活・実用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『平田篤胤』伊藤永之介著

江戸期、わが国の国学の四大家の一人であり、尊穣運動の思想的源流となった秋田生れの思想家の出生から不遇の晩年までを同郷の作家が描きます。伊藤永之介著「平田篤胤」1,800円 無明舎出版は、「霊能真柱」を著して認められ、地方の神官、郷士、豪農などに平田国学は歓迎され、門人553人、没後の門人は1330人にもなったという学者の中高生からも読める人物伝。978-4-89544-503-0

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『日々雑穀』吉田由季子・吉田洋介著

低カロリーで高ミネラルの健康食品として注目され静かなブームを呼んでいる雑穀。吉田由季子&吉田洋介著「日々雑穀」1,600円 川辺書林は、信州伊那谷の自然食レストラン「野のもの」を営む夫婦が雑穀の魅力を引出し、楽しい雑穀料理を紹介。雑穀の簡単に造れる70品のレシピ。ISBN978-4-906529-59-9

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『ルポ 消防団』橋立多美著

大震災の人命救出で脚光を浴びた消防団。ですが現実には<飲み食い集団>と揶揄されるのも現実です。橋立多美著「ルポ 消防団」1,800円 那珂書房は、著者が数十年団員だった父を訪ね、新旧住民の混じる茨城県つくば市消防団を密着取材して、その実態を明らかにする現場ルポ。ISBN978-4-931442-27-6

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『決戦!八王子城』前川実著

今に伝わる多数の古文書、語り継がれてきた民話、現代まで保存されてきた遺構群の徹底調査などから、この戦いの真実に肉博迫する、前川実著「決戦!八王子城−直江兼続の見た名城の最後と北条氏照」700円 揺籃社は、天正18年、豊臣勢に攻められた北条の居城の戦いを再現します。城跡散策案内も付いています。ISBN978-4-89708-275-2

タグ:戦国時代
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『ALOHA ヒーリングビューティ』唐津絵三子著

ハワイに魅せられ、住み着いてしまった著者・唐津絵三子著「ALOHA ヒーリングビューティ」1,600円 フレグランスジャーナル社は、地元に古くから伝わる植物や食品、ドルフィンとのコミュニケーション、ヒーリングアーイの癒しなどのハワイのヒーリングパワーを一冊にまとめました。ISBMN978-4-89479-158-9

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『京やさい料理帖』JA京都監修

旬や時期のおいしさも伝わる、JA京都監修のお料理本。「京やさい料理帖」1,200円 北星社は、敷居の高い”京やさい”を、もっと手軽に食べてもらおうと、栽培している農家のお母さん達が考案した特にお奨めのレシピ集。日々の料理にすぐ活用できる84品を厳選。ルーツや生産者の安全へのこだわりなども詳しく紹介。ISBN978-4-939145-17-9

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『絵本を読んであげましょう』森ゆり子著

NPO法人・絵本で子育てセンターを設立して、<絵本講師・養成講座>を開講し、関西を中心に絵本と子育てに関する講演・講座活動を展開する森ゆり子著「絵本を読んであげましょう」1,143円 絵本で子育てセンターは、その講演録。主食の絵本とおやつの絵本。心に入っていく言葉、頭に入っていく言葉、耳を育てる等々、経験を積んだ論旨は説得力を持ちます。ISBN978-4-903607-04-7



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『大江健三郎研究U−大江健三郎と「谷間の村」の諸相』大隈満・鈴木健司他著

愛媛・文教・高知の各大学の大江研究者5人が大江文学の複層構造的な謎を、地理・史実・SF・テクスト的側面から問題提起します。大隈満・鈴木健司他著「大江健三郎研究U−大江健三郎と『谷間の村』の諸相」1,238円 リーブル出版は、刺激的な論考集。ISBN978-4-86338-008-0


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『常陸秋そば−育種・栽培・流通・製粉』浪川寛治著

「蕎麦は素材で九割決まる」といわれ、香りと風味、甘み等によって判断されますが、常磐(ひたち)秋そばは、その全てにおいて優れ、特に香りのよさは群を抜いているといわれます。茨城県常磐太田市赤土町付近の在来種から選別育成された、この蕎麦の”農産物”としての魅力を、蕎麦に惹かれた料理研究家が徹底取材した、浪川寛治著「常磐秋そば−育種・栽培・流通・製粉」952円 茨城新聞社は、その奥深さを感じてもらうとともに、食べ慣れてきた蕎麦という食物を改めて見直す一助にしてもらいたいという本。ISBN978-4-87273-236-8

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『アジアマネーが開く扉』小森正彦著

老衰しつつある先進国日本が、アジアの力を借りて元気になれるか?小森正彦著「アジアマネーが開く扉」1,800円 エヌ・エヌ・エーは、対日投資が日本経済を強くする。IT、金融、不動産、物流、食品、薬品などに入り込んでいる中国、アジアNIEs企業を分析します。ISBN978-4-86341-004-6

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『イソップのおはなし』降矢なな/絵・木坂涼再話

世界で愛されるイソップのお話から親しまれている9話を絵本作品として磨き上げた出版。降矢なな/絵、木坂涼/再話「イソップのおはなし」1,600円 グランまま社は、「よくばりないぬ」「きこりとおの」「うさぎとかめ」「ありときりぎりす」などの作品を一話四頁にダイナミックな構図と画法で描きます。ISBN978-4-906195-60-2

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『セロ弾きのゴーシュ』宮沢賢治/文・佐藤國男/画

宮沢賢治版画絵本1。宮沢賢治/文、佐藤國男/画「セロ弾きのゴーシュ」1,700円 さんこう社は、「自然と人間」「エコロジー」「いのちと愛」、その旋律が流れる物語を、佐藤国男の版画で。動物たちや木や草花、畑の野菜に土、遠くの森や山、自然の生命力を木版画で。ISBN978-4-902386-30-1

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『里山昆虫記−さぬきの里・山・池』

香川県の里山やため池、渓流や山地で四季折々に出会う昆虫たちの生態や行動、習性、盛衰等をオールカラーでわかりやすく語ります。出嶋利明著「里山昆虫記−さぬきの里・山・池−」2,500円 エッチエスケーは、チョウ・ガ・カマキリなど153種の昆虫が登場します。ISBN978-4-902424-07-2

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『とう生きどう死ぬか−現場から考える死生学』清水哲郎監修、岡部健・竹之内裕文編著

在宅で一人の人が看取られるとき、病院死とは異なり、一例のうちに十名ほどの見取り体験者が生まれ、一千例あれば一万名もの人が看取りを経験し、この体験を持つ人々の間から死を受け入れる文化が再構築され、次世代に繋げるのでは、と語りかけます。在宅緩和ケアの普及に取り組み、在宅ホスピスを16年にわたりやってきた著者たちの、臨床死生学の研究会=タナトロジー研究会の成果から生れた本。医療従事者たちの見たリアルな”死と生”の印象を述べた後に、生命倫理や哲学、社会学、宗教学の研究者が、死にゆくものの遺したメッセージをどう受け止めるべきかの説を紹介する、清水哲郎監修、岡部健・竹之内裕文編著「どう生きどう死ぬか−現場から考える死生学」2,000円 弓箭書院発行、あずさ書店発売です。ISBN978-4-9003541-90-6

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